2017年11月9日木曜日

なんもく村→新潟→華の都→なんもく村、都合780キロでした。

11/4日 メモリアルホールに立つカピパラ

 11月3日文化の日を合わせての3連休。

我が家は昨年に引き続き、タイトなスケジュールをこなして5日の夕刻には帰村となりました。





 3日文化の日には、我が家の娘さんたちが通った新潟の高校・敬和学園の声楽部による恒例のコスモスコンサート、通称“コスコン”が開催され、どうしてもOG(邦訳:古い娘)として、あるいは先代の部長として駆けつけたい次女真子さん。

現在、大学進学にともない華の都で暮らす次女真子さんは、たまーに入るバイト代をため込み、この日の新幹線代その他もろもろの費用を用意していたそうなのです。



翌日4日土曜日には、自身の通う音大での演奏会に出演することが決まっており、コスコン終了と同時にどんなに遅くなっても帰京しなければならない中での新潟行きの強行。そこで、おとーさんの出番となったのでした。

娘たちが卒業してしまっていますが、この声楽部の秋のコンサート・コスコンには、毎年3年生たちの引退公演の意味合いが含まれ、高校生活の大きな締め括りの舞台となります。

見る者に感動と笑いを、私のようなオジサンには忘れかけていた沸き立つような情熱のありかをいま一度覗き込む勇気を与えてくれるような気がします。



また今年も行ってみたかったコスコン・・・。
ハードな日程でとんぼ返りを計画するカピパラのような次女真子さん・・・。

やはりここは緊急出動を装い、我が家のスーパーカー・イプサムくんのハンドルを握り、コスコンを見にゆかなければなりません。

もとい!
新潟から華の都への安全な移動手段を次女真子さんに提供しなければなりません。ついでに、少し早めに新潟入りし、コスコンを堪能しなければなりません!ふんふんっ!

てなわけで、新潟入りする理由を無理やり作り、心ウキウキとコスコン会場へ向かったのでした。



会場となった北区文化会館の大ホールでは、公演の一時間前にもかかわらず、公演を待つ人たちが集まり、エントランスで思い思いに時間をつぶして開場の時刻を待ちます。

公演30分前の開場時刻にはいつの間にか人だかりができ、みな受付でパンフレットを受け取ってホール内へと脚を進め、ここぞという席を見定めては席をキープ。

やや前列気味の中央に陣取ったなんもくチーム一行3名。開演間近にふと周りを見渡し、後ろを見渡してみると、会場内は6万人をゆうに超えているのではと思わせるほどの満員状態です。(正確には550席だそうです。)
現役&OB・OGでの大合唱

満席の会場と観客に応えるように今年もコスコンははじまり、男性・女性のコーラス、男女混声でのコーラス、次女カピパラも参加したOB・OGのコーラスに現役&OB・OGでの圧巻の大編成コーラス。

たくさんの笑いと感動を誘ったミュージカル仕立ての劇。

全国大会を目指して部員たちがぶつかり合い、刺激し合い、妥協することなく苦しみ悔しさを噛みしめ、そしてそれぞれを認め合いながら作り上げていった大会課題曲と自由曲の披露。

毎年のことながら、生徒たちのひたむきな取り組みと情熱に心が揺さぶられ、歳と共に心の奥に仕舞い込んでしまっていた何かを探してみる気にさせられたものです。

とかく面倒なことからは逃げを打ち、もっともらしい言い訳を自分自身にも思い込ませ、楽な広い道を選んでしまう日々に苦さを感じ、まだ片隅にかろうじて残る埋もれ火が弾け、ゆっくりと熱を帯びるのを感じることができたのは収穫でした。

彼らの情熱、困難を乗り越えなんとしても先を見ようとするエネルギー、誰もが持っていた透明感と立ち向かった後に見えてくる達成感。

どっかに置き忘れてきたような気にさせられ、もう一度探してみる気にさせられる。そんな力を持ったコスコンとその舞台に関わる人々のパワーに、また今年も魅せられてしまいました。

公演終了後エントランスにて
公演が終了してホールが空になったころ。

玄関前のエントランスには出演した部員、駆けつけたOB・OGたちが群れをなし、即興での歌が誰からともなく始まり、やがてハレルヤの大合唱。

引退してゆく3年生たち、残る後輩部員、歴史を作ってきたOB・OG。
どの顔にもこぼれるばかりの笑みが溢れ、見守る御家族や観客にも温かな笑みがこぼれるフィナーレ。

いやぁ・・・。
思い出すだけでも心が震えますね。



素敵な時間を過ごしたなんもく村一行3名とカピパラ(注1)が、無事に華の都・西新井の実家に到着したのは日付が替わるころ。

翌日はカピパラ(注1)本人が演奏会の舞台に立ち貴重な経験をさせてもらうことになり、なんもく村一行にとってはハードなスケジュールながらも中身の濃い連休となったのでした。

さてと、仕事に掛かりましょうかね。

注1:カピパラとはその容姿が似ている次女真子を指す。

5 件のコメント:

  1. 「コスモスコンサート(通称“コスコン”)」と掛けまして「最新鋭冷凍庫」と説かせて頂きます。
    その心は「凍らす(コーラス)にアルトないとで大違いです」
    披露も疲労も拾う長旅お疲れ様でございました。

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    1. ほー、なるほど。
      いかんいかん!感心してしまった・・・。

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  2. FNO11/18/2017

    おとーさん殿

    イッヤー!普段の落着きある文面を裂いて沸き立つ青い炎を見ましたよ。
    同じ父親としての動向の共感。
    我が娘を対峙しみる心模様。
    お子様達は親の背中をちゃんと見ているんだるうな。

    などと・・・このFNO(※1)にも元気とまた違った「力」を頂きました(^^)
    このFNOが25歳のある日に初老の方から言われた「貴方達がここに居るだけで明るくなる」の
    言葉を思い出しました。


    孫達の子守でデズニーで遊んできて鼻声になったFNOかな。

    ※1 FNO=古くなってきたおとーさん の意

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    1. FNOどの

      幾つになっても、そこにいるだけで少しだけ意味のある存在で居たいものですね。

      古くなって深みを身に付けながらも、驚きや感動を隠すことなく、暇さえあればなにやらイタズラをたくらむような、そんなのもいいかもしれません。

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  3. カッパ11/22/2017

    かたじ屋殿

    そうありたいです。



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